2015-12-29

台北に行ってきた(YouBike編)

YouBikeの概要、利用方法
台湾のレンタルバイクサービス、YouBikeを使いました。世界のGIANTのママチャリに手軽に乗れるチャンスです。ママチャリとは思えない剛健さで段差も楽々乗り越え。
公式サイトはこちら。ですが、スマホ等からは見づらいと思うので、使う気満々の方はアプリ入れた方がいいと思います。
https://www.youbike.com.tw/
https://play.google.com/store/apps/details?id=tw.com.sstc.youbike
https://itunes.apple.com/tw/app/youbike-wei-xiao-dan-che/id639534082?mt=8

現在のサービス提供エリアは新北市、台北市、台中市、彰化縣となっています。また、置き場が近いと便利ですので置き場所もチェックしましょう。

英語でのサービス案内はこちら。
https://taipei.youbike.com.tw/en/f61.php

  1. 返却した場所と同じ場所からは15分は借りれない。返却から5分経っていれば(同じ場所の)違う自転車は借りれる(15分借りれない制限の対象外)
  2. 悠遊卡(EasyCard)を使うメンバーは最初30分使う権利がある。*1 4時間未満の利用は30分ごとにNTD10の料金レート。4時間から8時間の利用は30分ごとにNTD20、8時間を超えたら30分ごとにNTD40。
  3. タイヤの空気圧、左右ブレーキ、灯火を自転車を外す前に確認。これらがNGなら使わないで、サドルを逆向きにして違う自転車を使ってください。

YouBikeの利用登録
YouBikeを利用するのに「シングルタイプ」「会員利用」どちらかで会員登録が必要です。但しこの区分け、本人確認をするのにシングルタイプはクレジットカード(ICチップ付き?)で会員利用が悠遊卡(EasyCard)+電話番号(SMS)で認証する*2みたいなので、台湾を歩きまわったりする人なら旅行でも会員利用タイプの方が簡単に登録できるのではないかと思います。

登録は自転車スタンドかアプリ(かWebかサービスセンター)でできますが大まかな流れは

  1. 悠遊卡かざす(アプリ上で番号入力)
  2. SMS受信できる番号を入力
  3. 届いたSMSの番号を入力
だけです。


YouBikeの借り方/返し方


  1. (借りる時)登録をした悠遊卡を借りる自転車のスタンドの感應區にかざす
  2. ピーと鳴るので、鳴ったらマウントから自転車を外して乗る
前輪チェーンロックは今までに使ったことのないタイプなので最初にロックのかけ方を確認しましょう。
  1. (返す時)空きマウントに自転車を嵌める
  2. スタンドの感應區に悠遊卡をかざすとピーと鳴って返却終了
はまったところ
自転車自体はきちんとメンテナンスされている印象を受けました。特にタイヤの空気がちゃんと充填されていて、ガッチリした筐体、スマホアプリで常に更新されるスタンドの状態を把握することで安心して利用できるサービスになっていると思います。ブレーキはゆるいものもありましたがその場合はゆっくり乗ればいいだけのこと、また次回行った時も利用したいです。
特に旅行者はバイクには乗らないので、電車バスだけだと行きづらいところに気軽に行ける手段として有効活用しやすいのが嬉しいところ。今回行ったところだと自転車専用路は台北101の前くらいしかなかったので、もっとたくさんあると乗りやすくていいですね。



サービス自体とは全然関係ないですが、中華電信のプリペイドSIMはスマホ上から電話番号(自局番号)がUnknownになってしまって確認できなかったので、ホテルに戻ってSIM入れる袋に書いてある電話番号を確認するまで使い始められませんでした。SMS受信に使うプリペイドSIMは電話番号を控えておきましょう。

*1 104年4月1日(2015/4/1)より、台北市で借りた場合は30分以内の返却でNTD5。105年2月1日(2016/2/1)より、彰化縣で借りた場合は30分以内の返却でNTD5。
*2 主に高雄方面で使われる一卡通(iPass)も2015/9/1から使えるようになったというニュースがあります。また、悠遊卡で高雄のMRT利用、一卡通で台北のMRT利用もできるようになるみたいなので、結構近い将来にはどちらのカードでも問題なく使えるようになりそうです

台北に行ってきた(概要編)

今月の頭なんですが、台湾(台北のみ)に行ってきました。2泊3日です。
久々(台北は約3年ぶり)*1に向かう台北旅行の主な目的はXiaomiのMi 4iを買うことです。

旅程
旅程は平日出発の週末帰国。具体的には木曜〜土曜まで。LCCでいいやと思ってバニラエア使った成田〜桃園です。毎回思いますが成田辛い(流行りの第3ターミナルで始発だと間に合わないので成田市内で前泊しました)*2


前回の海外(高雄)に行った時までは気にならなかったのですが、現在モバイルバッテリーの飛行機内への持ち込みが段々と厳しくなっています。最新情報の正しいリンクがちゃんと貼れないのですが、http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201412/4.htmlから辿るPDFが良さそうです。*3
  • 携帯電話→機内持ち込み可、預け荷物可
  • モバイルバッテリー→機内持ち込み可((100Whを超えて160Wh以下)一人2つまで)、預け荷物不可(おそらく容量問わず)
単位が電力量で指定されているのでわかりづらいですが、リチウムイオン電池の場合は蓄電時の起電力3.7Vのはずなので、持っていったPanasonicのQE-PL301(8100mAh)の場合は「8100mAh/1000*3.7V=29.97Wh」のはずです。なので、27000mAh以上のリチウムイオン電池(100Wh)を持って行こうとしてる場合はこれに引っかかる可能性があります。43243mAhのリチウムイオン電池が上限です。
これは多分元が電動車いすのバッテリー基準と思われるので今のところガジェット関連だとそこまできつくないですが爆発案件が増えたりするとどんどん厳しくなるんでしょうね。
また、この基準は出国時にチェックされるので、帰国時(今回は台湾出国時)の基準もできればチェックしましょう。台湾は日本人がよく行くところなので変更があったらそれなりのニュースになるとは思うのですが。

プリペイドSIM
今回は桃園からの入国で、入国時に中華電信のプリペイドSIMを選びました(結局3回目の台湾にして3回目の中華電信である)
良かった点と悪かった点と両方あり。
バニラエアは桃園の第1ターミナルに着きます。到着後にバゲッジ(預けている場合)とかイミグレをどっちでやるかで、プリペイドSIMのキャリアにこだわりがある場合は多少差が出ます。
どうにかオフィシャルの販売場所の一覧ないかなと思ったら多分ここがまっとうなのでご参考まで。→http://www.taoyuan-airport.com/chinese/store3_2/1106
現時点での各電信の販売場所を以下に。(第2にある亞太電信がない…)

中華電信(Chunghwa Telecom)
  • 第1ターミナル1階(2箇所)
  • 第2ターミナル1階
  • 第2ターミナル3階
台灣大哥大(Taiwan Mobile)
  • 第1ターミナル1階
  • 第2ターミナル1階
行動網路服務(Wi-Ho)
  • 第1ターミナル1階
  • 第1ターミナル3階
  • 第2ターミナル1階
  • 第2ターミナル2階
  • 第2ターミナル3階
遠傳電信(Far Eastone Telecommunications)
  • 第1ターミナル1階
  • 第2ターミナル1階
ここからは追加。どちらもイミグレ内なので、買いたい場合は第1ターミナルのイミグレを通らずに第2ターミナルに移動しなければいけないはず。
亞太電信(Asia Pacific Telecom)
  • 第2ターミナルイミグレ内

台灣之星(Taiwan Star Telecom)
  • 第2ターミナルイミグレ内

YouBike
現在台湾ではYouBikeというレンタル自転車サービスが提供されています(ロードバイクの超有名メーカーGIANTの協力により)
今回大変便利に使いました。雨が降っていなければ終電気にすることもなく移動できるかな?

台北小米之家
続々と中国外に展開を続けるXiaomiのオフィシャルショップです。

*1 http://utimukat55.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html
*2 「成田 バニラエア 第3 早朝」あたりでググると何が辛いのか解ると思います。しかも冬ですし
*3 http://www.mlit.go.jp/common/000135606.pdf 短絡を生じないように個々に保護された予備のリチウムイオン組電池(他の電子機器に電力を供給する目的のものを含む。) 電子機器の数量にかかわらず、予備の電池2個 3)リチウムイオン組電池は、ワット時定格量が 100Whを超え、160Wh 以下のものであること。