Wine Is Not Emulatorの略で、端的に説明すると「(i386アーキテクチャで)win32 APIをエミュレートする一連のソフトウェア」です。
昔は
Windowsを使っていたので、その時に使用していたソフトウェアを使いたいという理由から今回使います。というか、wine自体は前から使っているのですが、最近の変更でamd64アーキテクチャでのwineパッケージはデフォルトインストールでは64bit Windowsをエミュレートするようになったので、今回はそんなamd64環境のDebianで32bitのwineを使えるようにする方法を書き残しておきます。(私的メモ)
まだ必要?具体的に何にwine使うの?
個人的に困っているのは、現状のLinux環境ではUDF2.6ファイルシステムのイメージファイルが作れないっぽいので、ImgBurn[1]を使うためにwine使います。
(growisofsでBD-R/BD-REにはイメージを焼くことはできるのですが。)
まずは普通にwineインストール,ImgBurnインストール
# apt-get install wine
ダウンロードしてきたImgBurnのインストーラをwineの引数に指定して実行します。
$ wine SetupImgBurn_2.5.7.0.exe
(インストーラのパスは合わせてください)
これをやると、恐らく32bitのDebian上ではうまいこと行くんですが(最近は確認してないですが)、amd64環境でやると多分次みたいなダイアログが出ます。
i386アーキテクチャを指定してwineをインストール
なので、指示に従ってコマンドをポチポチと。
# dpkg --add-architecture i386
# apt-get update
# apt-get install wine-bin:i386
この状態でインストーラを起動すると(コマンドはさっきと同じ)
起動したよ!やったねたえちゃん!
[1] http://www.imgburn.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿