2014-06-21

LMDE UP8(MATE)での日本語入力にfcitxを使う

以前のエントリ[1]の内容を新しいPCでやってみるとできないことに気づいたので、LMDE UP8(MATE)を新規インストールした際の設定方法を確認しました。
LMDEでの設定方法ですが、他のdistro(特にDebian系)でも応用できるのではないかと思います。

関連パッケージのインストール
パッケージをインストールします。
# apt-get install im-config fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-frontend-qt4 fcitx-frontend-qt5 fcitx-ui-classic fcitx-config-gtk mozc-utils-gui
im-configコマンドでfcitxを指定します。(以前の手順ではコンソールから選びましたが、-nオプションでinput method nameを指定するとコマンドだけで変えれるみたいです。
$ im-config -n fcitx
Xをログアウトしてもう一度ログインし、「設定」→「Fcitx設定」を開きます(メニュー開いて右上の「すべてのアプリケーション」を選択しておいてください。)

「入力メソッド」タブにmozcが追加されてるのを確認して、「全体の設定」で入力メソッドのオンオフを変えたりします。



今度はメニューから「設定」→「Mozcの設定」。


「一般」タブでキー設定の選択をATOKに。


「辞書」タブに「Unicode6絵文字変換」というのがあったので選んでみました。


以上。

余談
パッケージを大量にインストールしてますが、こんなにちまちま指定しなくてもLinux Mint Japanが提供する「mint-gnome-ja」パッケージをインストールすると色々ひっくるめてインストールできます。
ですが、とにかく以下の点があり(個人的に)お勧めできません。

  • ibus入れてくる[2]
  • takaoフォント入れてくる[3]
  • 他にも使うかどうかわからないパッケージ色々入れてくる

これでもいいという方はmint-gnome-jaを入れるほうが楽なので、入れ方をググってもいいと思います。

[1] http://utimukat55.blogspot.jp/2013/10/ibusfcitx.html
[2] ibus使い続けて問題なければfcitxユーザーこんなに増えてないよね
[3] 画面表示はVLゴシックの方が見やすいし、改まったゴシックならモトヤLシーダ(fonts-motoya-l-cedar)/モトヤLマルベリ(fonts-motoya-l-maruberi)使えばいいかなというのと、takaoフォントの優先度がむちゃくちゃ高いのが嫌なので

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